やよいん『みらい塾』

これからの時代を生き抜く力を子ども達に!

子どもの忘れ物が多くて困ってます?

忘れないようにと書いたメモを忘れる。

 

 

はい、これはうちの息子の話です。

 

小学校の頃の通知表の「忘れ物をしない」欄は、当然のように常に▲でした。

 

家の中でも忘れ物プラス、すぐに物を壊す。失くす。

 

母も思い入れのあるものが壊れたり失くしたりしたら、やっぱり悲しいし、そんな息子をなんとかできないものかと悩んだりしたわけです。

 

なので、忘れないようにメモするんですけど、そのメモを忘れる失くす。

 

よく怒ってました、小さいころは。

 

 

でも、ある日ね思ったんです。

怒られて泣いてる息子を見て、ものを忘れる失くすよりも「笑顔」を忘れる失くすほうがよっぽど母としてつらい。

 

怒っても治らない、怒るほうもつらい。

 

 

結果、お互いに開き直ることにしました('ω')ノ

 

 

 

壊れたり、失くしたときには

 

「おめでとう」

 

と、言うようにしました。

 

深い意味はないんですけど、マイナスにとらえないようにしていたら自然と言うようになってました。

 

 

 

物を失くしたら本人だって悲しいはず。

そしてそれ以上に怒られることが嫌だし、お母さんの悲しい顔や怒った顔を見たくない。

親より本人のほうが当然つらい。

 

そして失くしてしまう自分を責めるようになってしまう。

 

 

 

 

これは心理学のお話しですが、

 

潜在意識は「〇〇になりたくないと思うと、〇〇になってしまう」んだそうです。

「〇〇にならないように」と思えば思うほど〇〇に意識が行ってしまう。

 

「こっち見ないでね」って言われると見たくなる、それ。

 

「〇〇しちゃだめだよ」は「〇〇する」ことになってしまうんだそうです。

 

言われれば言われるほど、〇〇が意識され、例えば「物を失くしちゃダメだよ」は、「物を失くすイメージ」が頭の中にはっきりイメージされてしまうのです。

 

 

 

 

さあ、どうしたらいいんでしょうね・・・

 

 

 

想いを「愛」に変換するんです。

 

物を失くしても、お母さんはあなたのことが大好きだよ。

物が壊れるのは悲しいけど、お母さんがあなたを好きなことは変わらないよ。

 

 

 

日常よくあるシーンで

仕事から帰ってきて、すぐ夕飯の支度をしないといけない。

忙しい時に子どもに「お母さん、宿題教えて」と言われても「今忙しいから後にして」と言って子どもを無視してしまう。

でも、子どもは自分のほうを見てほしいから、自分がそれでも愛されているのか確認したいから、ものを壊したり飲み物をこぼしたりしてアピールするんです。

怒られてもこっちを向いてくれたことで、ほっとするんです。

 

物を壊す失くすことで、お母さんからの愛を確認しているかもしれません。

 

 

 

もし、次また子どもが物を壊したり失くしたら、「愛」の言葉で受け入れてあげてみてください。

 

うちの息子は、おかげさまで物を壊すことはほとんどなくなりました。

 

忘れ物は・・・( ̄∇ ̄;)