足りないものばかりに目が向いてない?
足りない、足りない、
自分には足りないものばかり
そう思って毎日生きていない?
努力が足りない、忍耐力が足りない、思いやりが足りない、知識が足りない…
あの人はあんなに人を気遣えるのに、自分は全く気付かないダメなやつだ、
あの人は毎日たくさん練習してるのに、努力できない自分はダメなヤツだ、
人と比較して、自分の「足りなさ」ばかりを見つける癖ができてしまっている。
自分はこの世にたった一人の存在、価値のある存在だということを感じられない状態、そして自分の良さでさえ否定してしまっているかもしれない。
💎自分には価値があることを知る
自分には足りないものばかりだと思っているので、補うことばかり考えて日々を過ごす。
あの人みたいにやさしく接する人にならなちゃ
あの人みたいに我慢できる人にならなくちゃ
一時はそれを意識するからできたような気になるけど、本来の自分ではないので、すぐに苦しくなる。
もしくは、またしばらくすると違う「足りないもの」に目が向き始める。
そもそも自分がすでに「持っているもの」には全く価値を見出せず、足りないものばかりが増えていき、いつまでたっても「自分さがし」を続けている。
自分がすでに「持っているもの」に目を向けてみよう。
そんなこと、急に言われても…だよね?
ずっと自分には価値がなくダメなヤツだと思って生きてきてるから、急に「持っているもの」に目を向けても、
そんな価値なんてないかも…
と、どうしても思ってしまう。
長年自分を否定して過ごしてきてるので、急に価値があるものに見ようとするのは難しいよね。
だから、周りの人が自分には価値があることを言ってくれても、
そんなことを言われるにふさわしい人間じゃないのに
そう思って受け取ることもできないんだよね。
他人から見たら君は、たくさんいいところを持っている人に映っているのにね。
君の周りには、どんな人がいる?
やさしくて素敵だなぁ
包容力があってかっこいいなぁ
努力ができてすごいなぁ
リーダーシップがあって憧れるなぁ
こんな人達がいるのかな?
その人たちを素敵だなぁって感じるってことは
君の中にもその「素敵」な部分があるんだよ!
人は同じものを持っていない人には共感しないんだ。
例えば、自分が全くなんとも思わないことにイライラする人いない?
どうしてそんなことにイライラするんだろうと不思議にならない?
それは君が、同じイライラスイッチを持っていないからだよね。
だから共感できないんだ。
それと同じで、人を素敵だと思ったら君にもその素敵さがあるから共感するんだ。
これからは、素敵だな、かっこいいな、憧れるなと思った人がいたら、
あ、自分も同じものを持ってるんだね!
そうやって自分に目を向けてほしいんだ。
足りないものをいくら補おうとしても、それが自分らしくなかったら身につかない。
逆に自分をまた苦しめてしまう。
でも、すでに「持っているもの」にどんどん気づくと自分には良いところがたくさんあったんだということに気づき、自己肯定感が上がっていくんだよ。
これが次の訓練だよ。
素敵な人を見たら、自分もその素敵さを持っているんだと自分に目を向ける訓練。
そして足りないもの探しを減らしていくんだ。
自分が思っている以上に、
君はほんとうに素敵な人なんだよ!
君が自分らしい生き方ができるようになることを、心から祈っています。