やよいん『みらい塾』

これからの時代を生き抜く力を子ども達に!

母の日がね、何年もなかったですよ。

今日は母の日

あちらこちらで「お母さんに感謝しよう!」と、飛び交うここ数日間。


中にはいませんか?
親に感謝することができないって思ってる人たち。



感謝できない自分はダメな人?

罪悪感を感じて居心地悪い?

いいんだよ、今は感謝できなくても。

それが今の自分なんです、自分を受け入れましょう。




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長いこと「母の日」は、わたしには存在してなかったですよ、



だって憎んでたから(笑)


母親に感謝?

どうしてそんなことができる?

こんなに苦しんでるのは誰のせいだと思ってるんだ!



音信不通のあの頃に、「感謝」なんて言葉が存在してませんもん当然「母の日」も存在しません。



かなり長いこと儀式は行われず、
でもね、嫌なもんで
ちゃんと罪悪感だけはどこかにあるんですよね。

感謝できない自分はひどい人間なんじゃないかって。

そう感じるのが嫌でさらに自分を苦しめて、なお怒りの行き先が母親に向けられる。

完璧な負のスパイラル。







以前もお話したように自分を受け入れることができると、過去許せなかったことが許せてくる。




何をされたか、その時どう感じたか、なぜそう感じたか、そしてこれからどうしたいのか…


わたしの場合、自分らしく生きるための最後の敵、
ラスボスは母親との関係だということが

自分を感じ始めてから分かったので

幼少期から今に至るまでの母親に対する負の感情と、徹底的に向き合う作業が必要でした。



普段は感じたくないので封印してるんですが、負の感情を感じた時に

体のどこで感じるのか、その体の部分はどんな反応をするのか

どんな感情が込み上げてくるのか

それだけをただひたすら感じる。

思考をつかみにいかないで、感情だけを感じる。

そしてそれを自分に許す。


怒りがあるんだね、悲しみがあるんだね。

気持ちをわかってほしかったんだね…


そして、その怒りがどこから来るのか

それは「愛」があるからなんですよね。



正直、母親のことが好きかと聞かれると微妙なんです(笑)

仕方ない、人間なんで、いくら家族といえどそう思うことはあるだろうし、否定しなくていいと思うんです。

ただ、産んでくれたこと、育ててくれたことへの「感謝」は自分のためにも思い出す必要がある。


「感情」と「感謝」を、切り離して感じる。


母親という核、母性の部分への感謝

1人の人間として向かったときに感じる感情

これをつなげる必要はない。



世間が言ういい人でいる教えに苦しむことはないんです。






今日はこれから娘と母の好きな花を買いに行く。

長いことできなかった「感謝」の想いを込めて。

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